生地選びができるようになるために費やした、笑えないくらいの金額。

松本市のソーイングコンサルタント
RaspberryGirl（ラズベリーガール）
オーナーの田川恵理子です。

先日から、
縫ったお洋服のことではなく、
自分の思いをつらつらと
書き綴る日々が続いています。

☆私が洋服を仕立てる理由
☆一汁一菜というシンプルな考え方。を仕事に反映する。
☆人と人とが大好きなソーイングで繋がる。
　
縫ったお洋服と、
同じくらいの「気持ち」が
あるんだよ、ということを
具体的に書いています。

今日は生地のこと。
ソーイングに生地選びは
避けては通れないくらい大切な
工程です。



生地選びに必要なこと。
１、特性
２、品質
（３、デザイン）

一言で言ってしまうと、
この３つです＾＾

「特性」
仕立てたいお洋服に対して、
生地の特性がそのお洋服に
合っているかどうか、です。

大げさに言ってしまえば、
伸縮性のない生地で、
Tシャツは仕立てられません。
そんな小さなことでも、最初は
わからなくて当然です。
それも知識の一つです。

伸縮性のある生地と
一言で言いましても、いろいろ
ありますよね☆
その中から、自身が仕立てたい
お洋服に合っている生地を
理想としている生地を探し出して
購入することは
容易なことではないのです。

そして、２、品質。
お洋服で一番求められる
ものではないでしょうか。

品質がいいかどうかを、
購入前に、どうやって
確かめるのか。確認するのか。

私にはわかりません（笑）

ある程度はわかります＾＾
でも、ネット販売などで直接
触れて確かめられない、写っている
画像が、本当にその色であるのかどうか、
それは

購入してみないとわかりません。

見本を取り寄せればいいですが、
対応していないお店もあります。
無料のお店もあれば、
有料のお店もあります。

そして、そのうえで
（３、デザイン）かっこしたのは、
品質と、特性がわかれば、洋服が
仕立てられるからです。

でも、
デザインってとっても大切です。
品質と、特性が敵ったうえで、
はじめて「デザイン」を選べる、
わけですよね。

市場で品質がそこまでよくなくても、
デザインが素敵、だという理由で
お洋服が売れているお店があります。
そのくらいデザインを重視する方も
いらっしゃいます。

仕立てをするということは、
生地を選ぶところから始めます。
その生地選びを間違えてしまうと、

仕立てたい洋服が
仕立てられない結果となってしまいます。

・生地選びの仕方がわからない。
・生地選びを失敗した。
・ネットで買った生地が、思ったものと違った。

これ、ソーイングの「あるある」です＾＾
一生懸命に、やればやるほど、
こういうお話は出てきます。

私はそんな失敗を一通りやりきりました（笑）
恥ずかしいくらい、やってます。
何十件という、生地屋さんから
生地を購入して、何百回と失敗してます。
でも、同じ失敗はしてないんです。
そのくらい、生地選びって、
奥が深く、

経験と知識と技術が必要

なんです。
サイトには仕立て上げたお洋服が並び、
「生地を切って縫った」作業が見て取れますが、
実は、そんな隠れた作業があるわけです＾＾

ソーイングワークで、生徒さんから
質問を受けます。

生地をどうやって買ってるんですか？

松本市内には、残念ながら、
数多くの生地を取り揃えている
日暮里の問屋街のような生地屋さん
はありません。

手芸屋さんで自身が求める生地を
買うことは、ソーイングを根詰めて
やるほどに、物足りなくなってきます。
手芸屋さんは、生地屋さんではないからです。

答えとしては、
何度も購入して失敗して、
信頼できる生地、生地屋さんを自身で
発掘した！

ということになります。
でも、それを生徒さんにやって欲しいとは・・・
思えません；だって、それを
教えて欲しいから、アトリエに来て頂いているわけですから；

表題の通りで、
ものすごい金額を・・・費やした、
いや、投資しました（と、思うことに
しています。笑）
数百万の単位です。

失敗を失敗で終わらせたくない。
そんな思いから、
アトリエにいらしてくださる生徒さんへ
生地選びについてお話をしていること、
また、生徒さんの声から生まれた
「キット販売」を始める
（アトリエでは始めています＾＾）
旨をお伝えしたいと思いました＾＾

厳選された生地で、
安心して縫っていただけるキット販売。

今日書きました、
生地選びに必要なこと。
１、特性
２、品質
（３、デザイン）

ここまでの工程が終わっています。
縫うことだけに専念していただける
RaspberryGirlのオリジナルキット販売♪

ソーイングワークを受講いただき、
自宅でも縫いたい！
というお気持ちにお応えしたい。



こちらはバイアスでハンカチと
リネンナフキンが縫えるキット。
リネン（麻）ひとつとっても、
万というくらい種類があります。

その中から、質や価格などを
厳選することは容易ではありません。
お料理で言う、出汁と同じ感覚です。
素材を厳選する力、それを養うには
そのくらいの失敗が必要なのかも知れません。

　*****************************

RapsberryGirlソーイングワーク
予約フォームはこちら♪